神経内科専門医 認知症専門医 認知症予防 高次脳機能障害 失語症 神経難病 パーキンソン病 頭痛・片頭痛 脳出血・脳腫瘍の早期診断 てんかん むずむず脚症候群 自立支援医療指定医 生活保護法指定医 難病医療費助成指定医  練馬区 石神井公園駅徒歩2分
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このような症状の方

*認知症・軽度認知障害(物忘れ)外来

*アルツハイマー病治療の新薬(レケンビ)は、治療費用など、間もなく国の方針が決まります。当院では新薬治療の対象となる可能性が高い方には医師から直接ご説明をし、早期に治療におつなぎする準備を始めています。この新薬は初期のアルツハイマー病の方が対象です。新薬の治療を希望する方は、なるべく早い時期に、認知症になる前の「軽度認知障害」の時期に受診することが重要です。

早期受診の目的は3つです。

①治る病気を手遅れにならないうちに治療する。

②進行スピードを抑え、自立して生活できる期間を最大限に延ばす。

③新薬の治療を受けられるチャンスを逃さない。

受診先延ばしは、進行に加速度がつくだけで何のメリットもありません。是非、早期受診をお考え下さい。

「ものわすれ外来」よくある質問

診察の流れを知りたい

「詳しい問診をします」:時間をかけてご自宅での様子を伺います。ご本人の前で話せない場合は問診票に「家族が先に話したい」とお書きください。ご家族だけ先に診察室にお呼びします。

「神経学的検査を行います」:これは脳神経内科医が専門とする検査で、麻痺、感覚、筋、姿勢の状態を詳しく診察します。その後、血液検査、脳MRIの予約に進みます。

「画像診断」:当院のディスプレイで実際の画像をお見せしながらご説明します。脳腫瘍など緊急対応すべき病気はすぐに専門病院をご紹介します。ご病状によっては、さらに詳しい画像検査(脳SPECT、DATスキャン)に進みます。

「精密認知機能検査」:一般内科で行われる簡易検査(長谷川式、MMSEなど)では進行した認知症しか診断できません。当院では、記憶、見当識、動作障害、前頭葉機能などを詳しく検査します。この検査で認知症になる前の軽度認知障害の診断も可能になります。検査にはご家族に同席いただいており、「病状がよく理解できた」と大変好評です。

*時間をかけた診察、画像診断、精密認知機能検査を組み合わせ、初期認知症や認知症以外の病気を高い精度で診断しています。

認知症治療薬はすぐに出してもらえますか?

今の時点であるのは、症状の一部を改善させるお薬です。この薬も糖尿病、過度の飲酒、運動不足を放置して飲んでも効果はありません。また、誤って数日分飲んでしまうと深刻な副作用がでます。安全に服薬できるかどうかを確認しながら、病状に合ったお薬を処方しています。

認知症にはどのようなタイプがあるのですか?

現時点では、3つに分類されており、複数のタイプを合併する場合が多いことがわかっています。

①「アルツハイマー型認知症」「物忘れ」が強く、進行すると言葉や動作の障害が強くなります。人柄や人格は比較的長く保たれます。

②「レビー小体型認知症」子供や動物などが見える(幻視)、怖い夢を見る、大声で寝言を言う、パーキンソン病のような運動症状がある、などの特徴があります。

③「前頭側頭型認知症」強いこだわり、怒りっぽい(易怒性)、性格変化などが特徴で、言語障害が表れる方もいます。車の運転で大事故を起こすこともあるため、早期の診断が必要です。

*「基礎疾患の管理」「運動療法と知的活動の組み合わせ」が脳の神経細胞を守ることが世界中の脳科学者によって明らかになっています。早期受診+体調管理+リハビリ、が進行を抑える鍵です。

*高次脳機能(失語症)外来

病気や事故などで脳が損傷を受け、記憶、言語、動作、注意力などに障害が生じた状態を高次脳機能障害といいます。症状のわかりにくさから「見えない障害」と呼ばれ、生きにくさを抱えている方が少なくありません。また、最近は新型コロナ後遺症による記憶障害、注意力・思考力低下で受診する方も増えてきています。

当院の高次脳機能外来の特徴は以下の3点です。
1 「詳しい診断」;障害を詳しく把握するために、ご家族や支援者の方からもお話を伺います。また、「意欲がない」「周囲に無配慮な言動をする」といった診断しにくい症状も適切な検査を実施して、「見えない障害を見える化」しています。診察は院長に加え、高次脳機能障害のエキスパートの医師が参加しています。
2 「診断書作成」;
精神保健福祉手帳、失語症の障害者手帳、障害年金診断書、介護保険主治医意見書、障害者支援法医師意見書などを作成しています。特に、脳外傷で受傷から何年も経ってから症状が強くなった方(慢性外傷性脳症 CTE:Chronic Traumatic Encephalopathy )のご相談もお受けしております。障害認定や障害年金が適正に受けられるように、できる限り精密な診断書を作成しています。
3 「生活支援」;
障害者センター、保健師さん、ケアマネさんと連携して、リハビリ施設や介護保険制度を利用できるようにご支援しています。地域連携カンファレンスなども積極的に実施しています。

*頭痛・片頭痛・しびれ・めまい

当院には頭痛やしびれ、めまいの患者さんがとても多いです。頭痛の多くは緊張性頭痛と偏頭痛ですが、頚椎変形、脳血管障害、糖尿病、ウイルス感染によるものなど様々で、効果のあるお薬も違います。最近は、スマホやパソコンのやりすぎで頸椎を痛め、頭痛やしびれを起こす方が増えています。この場合、痛み止めの効果は限定的で、むしろ運動不足の解消や、同じ姿勢を長く続けないなどの生活改善が重要です。また、若い女性では貧血が頭痛の原因になることもあります。いたずらに痛み止めを飲み続けると、だんだん効かなくなったり、乱用による頭痛につながる可能性もあります。まずは原因をしっかり診断すること。これが効果的な治療につながります。(次の脳出血・脳腫瘍の項目に続きます)

*脳出血・脳梗塞・脳腫瘍の早期診断

注意が必要なのは、「頭痛や偏頭痛」「しびれ」「めまい」といった症状には脳出血、脳外傷、脳腫瘍、神経難病など、深刻な病気が隠れている可能性があることです。当院では、最初に脳神経の異常を詳しく診察します(神経学的検査といって、脳神経内科医が専門とする検査です)。その結果、脳や脊髄の症状が疑われる場合は、速やかに画像診断を行います(大学病院のMRIは何週間も待ちますが、当院連携の画像センターでは当日か翌日には撮影予約が取れます)。当院では他の医療機関で診断できなかった初期の脳腫瘍、脳出血や脳梗塞などが見つかる方が多く、早期治療につながっています。

*神経難病外来

パーキンソン病や進行性核上性麻痺、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症などの神経難病の診断や治療には脳神経内科の専門知識が必要です。残念なことですが当院には、誤った診断と不適切な投薬で病状が悪化した方が多く受診されます。いったん機能低下してしまうと回復には時間がかかります。なるべく早く診断して、適切な治療を始めることが進行を抑える鍵です。

 神経難病治療に重要なのは「薬とリハビリの連動」です早期からリハビリを始めた方は進行も緩やかで、お薬も少なくて済みます。当院では、神経難病のリハビリが得意な複数の訪問看護ステーションと連携しており、難病リハビリが得意な療法士さんや看護師さんが、当院の患者さんの訪問リハビリを担当しています。また、難病医療費助成や介護保険申請をお勧めしており、申請診断書を作成しています。この制度でリハビリの自己負担が低く抑えられています。

*てんかん外来

てんかんでは、「脳波」「薬の血中濃度」「副作用」を定期的にチェックすることが重要です。幸いにもてんかんは新薬開発が進んでおり、これまで発作が抑えられなかった方も改善する可能性があります。また、車の運転は発作が収まってから2年経過している必要があります。早く治療して発作を抑れば、進学や就職への影響も最小限にできます。
 新薬は高額ですが、自立支援医療制度を利用すれば自己負担が1割に抑えられます。自立支援医療診断書は当院で作成できますので、医療費やお薬代に悩まずに効果的な治療を受けるためにも是非ご相談ください。

当院は、自立支援医療・難病医療費助成の指定医療機関です

受給者証をお持ちの方は医療費の負担が低くなります。また、これらの助成をご希望の方には診断書の作成もお受けしています。詳しくは「診断書作成のご案内」をご覧ください。

*むずむず脚症候群

レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome:RLS)」ともよばれ、夜、お布団に入ったときや、新幹線や映画館などでじっと座っているときに、脚の内側からむずむずとしてきて、脚を動かすと症状が和らぐ・・・といった特徴があります。症状が軽い場合には、生活習慣の改善でよくなりますが、症状が強い場合は、お薬による治療が行われます。お薬はドパミンアゴニストと呼ばれるお薬で、脳の伝達物質を補う作用があります。患者さんの体調や副作用に十分注意しながら処方する必要があるため、脳神経の専門知識が必要です。足の不快感でお悩みの方は、是非ご相談ください。

*睡眠時無呼吸

睡眠時見呼吸とは、睡眠中に呼吸が止まる「無呼吸状態」が繰り返される病気です。Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。当院では、SASを自宅で検査できる簡易検査を行っており、ご自宅で寝ている間にできます。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。当院では、頭痛、ふらつき、めまい、物忘れなどで受診された方に、SASの可能性が認められた場合、この検査をお勧めしています。(検査の方法などはこちらをご覧ください。)

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