当院で行っている精密な記憶検査
行っているのは、WMS-R(ウェクスラー記憶検査)、リバーミード行動記憶検査の2種類です。
現役世代の方や、MCI(軽度認知障害)、ごく初期のアルツハイマー病では、高齢者向けの簡易な認知症検査(長谷川式、MMSEなど)で「正常範囲」と診断される例がほとんどです。簡易検査で正常とされても、物忘れの自覚がある方、ご家族や職場などで、「以前に比べて記憶力が低下している」と指摘されている方には、より詳しい記憶検査をお勧めしています。
ウェクスラー記憶検査(所要時間約1時間):74歳までの方で、認知症簡易検査で「正常範囲」と診断された方に行っています。この検査は世界的に最もよく使用されている総合的な記憶検査で、言語を使った問題と図形を使った13の検査項目で構成されています。記憶のさまざまな側面を測定することができ、認知症を始めとする種々の疾患の記憶障害を評価するのに非常に有効です。また、結果が正常だった場合、「認知症ではなかった」と不安から解放される方も多く、現役世代の方からもご希望の多い検査です。
リバーミード行動記憶検査(所要時間約30分):ウェクスラー記憶検査の対象外のご年齢(75歳以上)の方で、簡易認知症検査で正常、もしくは軽度とされた方に行っています。実際の生活につながりの深い課題で構成され、記憶障害のある人が日常生活でどのような困りごとや失敗があるのかを明らかにできます。検査場面はご家族の立ち合いもできますので、お一人暮らしの高齢の親御さんが、実際の生活で何ができなくなっているのかを予測できます。
当院では、検査に熟練したセラピスト(国立病院専門外来で数百例の実施経験)が検査を実施し、認知症専門医が結果を分析してご説明しています。
*完全予約制で行っております。ご希望の方は、ご受診のうえ、当院の医師にご相談ください。








